社長挨拶
人びとの健康と幸せのために
生化学発展の端緒となるDNA二重らせん構造が解明された1953年、当社は光合成の主役であるクロロフィルの応用研究、生産を目的に“多摩生化学研究所”として設立されました。クロロフィルはその後、医薬品、食品添加物として発展を続けて当社の基礎を築きました。以来、60年以上にわたって天然素材を追い続け、特に未利用資源の植物体有効成分にスポットを当て、自社技術によって抽出および精製したエキスは人びとの健康維持・向上に寄与してきたものと自負しております。
お客様の品質に対する要求は日々高まっております。製品を安心してご使用いただくためには原料からの管理が必要であり、抽出・精製・製品化・出荷に到る履歴管理が必要不可欠なものと思われます。このような観点から履歴管理を当社の品質保証の基礎として重視しております。
今後、わが国はますます高齢化の時代を迎え、人びとの健康に対する意識や関心も必然的に高まると思われます。その様な中で、当社に与えられた社会的使命と存在意義はますます大きくなってまいりました。技術の研鑽に持てる力の全てを注ぎ、今後も人びとの健康と幸せに役立つ企業を目指していく所存です。
代表取締役社長厚見 昌平